5月25日安全会議での挨拶文。
2026年6月 安全会議挨拶(睡眠・熱中症)
皆さん、お疲れ様です。
今月は「睡眠」と「熱中症」について話したいと思います。
6月は梅雨の時期でもありますが、同時に熱中症が始まる時期でもあります。真夏ほど暑くないので油断しやすいですが、身体がまだ暑さに慣れていない今の時期こそ注意が必要です。
そして、その熱中症リスクを高める大きな原因の一つが睡眠不足です。
現場では機械や道具の点検は必ず行います。しかし、一番大事な点検が抜けることがあります。それは、自分自身の身体の点検です。
睡眠不足になると、
・集中力が落ちる
・確認が雑になる
・判断が遅れる
・身体の体温調整機能が低下する
その結果、「少しだるい」「頭が重い」「身体が動かない」と思っていたものが、実は熱中症の初期症状だったということもあります。
では、睡眠の質を上げるには何をすれば良いのか。
難しいことではありません。
朝日で早く目が覚める人は遮光カーテンを使用する
寝室の室温は20〜26℃程度を目安にする
湿度は40〜60%程度を意識する
エアコンや除湿を我慢せず使用する
寝る前のスマホや長時間の動画視聴を控える
特にこの時期は、室温よりも湿度が身体に影響します。
室温がそれほど高くなくても、湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、身体の熱が逃げません。その結果、寝ていても十分に身体が回復せず、朝から疲れが残る状態になります。
また、布団の中の環境も大切です。
布団の中が蒸れて暑くなると、深い睡眠が取りづらくなります。一般的には布団の中は32〜34℃程度、湿度50%程度が寝やすいと言われています。
そのため、
・通気性の良い寝具を使う
・送風式マットや送風式布団を活用する
・暑がりの人は水冷式敷きパッドなどを検討する
・吸湿性の良いシーツを使用する
こういった方法も有効です。
高いものを買うことが目的ではありません。朝起きた時に「疲れが残っていない状態」を作ることが大切です。
保線作業は一人で行う仕事ではありません。
自分の無理や我慢が、自分だけではなく仲間にも影響します。
「昨日しっかり寝たか」
「水分は取れているか」
「体調はいつも通りか」
現場に出る前に、自分自身の点検もお願いします。
睡眠不足で現場へ出ることは、点検していない機械を動かすことと同じです。
今月も全員で声を掛け合い、事故ゼロ・ケガゼロで、安全作業をお願いします。